明けましておめでとうございます。
大門綜合会計事務所スタッフです。
本年もよろしくお願いいたします。
毎週金曜日、経営、会計・財務、税務、監査、内部
統制関連の基礎やTips等をお伝えしています。
(このコラムは大門綜合会計事務所スタッフによる
メールマガジンの転載となります。)
2023年最初の今回は、2023年の注目イベント
をまとめた記事がありましたのでご紹介しま
す。
<世界はこの先どこに向かう？2023年の注目イベント総ざらい
日銀総裁交代、金融政策の修正は>
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO67269390Q2A231C2K10800/
2023年1月1日 日経ヴェリタス
2023年の12月までの主に経済関連の予定が記
載されています。
主観的ですが、主なものを抜粋すると以下の
ような予定があります。
1月4日：車検証電子化
1月26日：電子処方箋の運用開始
2月6日：転出・転入届オンライン手続き開始
2月23日：20カ国・地域（G20）財務省・中央
銀行総裁会議（25日まで）
3月1日：株主総会資料の電子提供制度開始
（3月開催分から）
3月8日：ワールド・ベースボール・クラシッ
ク(WBC、21日まで）
3月27日：パスポート更新手続きの電子化
4月1日：日本電産が「ニデック」に社名変更
4月1日：改正道路交通法施行、自動運転「レ
ベル4」や自動配送ロボット解禁
4月8日：黒田日銀総裁の任期満了
5月2日：欧州デジタル市場法施行
5月11日：主要7か国（G7）財務相・中央銀行
総裁会議（新潟、13日まで）
5月19日：主要7か国（G7）首脳会議（広島、
21日まで）
6月1日：八十二銀行と長野銀行が経営統合
9月内：電気・ガス料金の補助額縮小
10月1日：インボイス制度が開始
11月30日：第28回国連気候変動枠組み条約締
約国会議（COP28）
一般的なイベントと、企業経営、会計・財
務・税務関連のものを抜粋してみました。
この中でも、最も企業経営関連で大きなイベ
ントと言えば「10月1日：インボイス制度が
開始」でしょうか。
皆様は既に準備を進めているかと思いますが、
適格請求書発行事業者になるには2023年3月3
1日までに申請が必要です。
他のイベントでは、車検証や処方箋の電子運
用開始、転出・転入届オンライン手続き開始、
株主総会資料の電子提供制度開始、
パスポート更新手続きの電子化等、手続の電
子化・オンライン化が目立っています。
また、昨年12月に事実上の緩和縮小を発表し
た日銀の黒田総裁の任期満了により、政策に
どのような変化が見られるかも注目されると
ころです。
ロシアによるウクライナ侵攻から約1年を迎
え、新型コロナ禍も4年目に入ります。
上述の日銀総裁人事や世界各国中央銀行によ
るインフレへの対応、地政学リスクの高まり
等、今年も変化の多い年になりそうです。