完全リモートワークでの決算実施

こんにちは


大門綜合スタッフです。


毎週金曜日、会計・財務、税務、監査、内部統制関連のTips等をお伝えしています。

東京では緊急事態宣言が発令されてちょうど

一カ月経ちました。

皆様におかれましては、この一カ月間、どの

ようにお過ごしでしたでしょうか。

①在宅勤務が命じられ、ほとんど家に引きこ

もらざるを得なかった方、

②基本は在宅勤務だが、時々どうしても出社

せざるを得ず、通勤された方、

③外出自粛はなんのその、とばかりに普段通

りの出勤が必要となり、通常通りの生活を送

られていた方

等のパターンに分けられる場合が多いかと思

います。

私に至っては、ほぼパターン③に当てはまっ

ていました。

普段、企業の経理部門のサポート業務や、コ

ンサルティング、監査等をさせて頂いていお

り、

経理部門の方とお仕事することが多いのです

が、経理部門は③のような実態となっている

会社さんが多いためです。

つまり、会社としては在宅勤務を命じ、リ

モート業務を開始した会社でも、経理部門

だけは例外という会社さんが多いのです。

ちょうどこのコロナ禍が日本の経理部門の最

繁忙期である3月決算業務と重なったという

こともありますが、

日本の経理業務においては、リモートワーク

がしづらい要因が大いにあると思われます。

先週、以下のような記事がありました。

<経理部は「完全リモートワークで決算」できるか>

https://toyokeizai.net/articles/-/348002

(東洋経済Online)

内容としては・・・、

・法人向けクラウド会計ソフトや個人向け家

計簿アプリを手がける企業が、完全リモート

ワークで決算業務を行い、通常のスケジュー

ル通りに四半期決算発表をした

そのコツとして

・取引先から紙による請求書をもらわないよ

うにし、出社の必要が無いようにした

・請求書が紙でしか入手できない場合には、

事前に確認し、請求書無しで引当金の計上を

行った

・仕訳の承認については電子的に仕訳承認が

できる機能がついたソフトを使用し、リモー

トでの仕訳承認を行った

というもの。

上記記事の会社は、決算期が11月決算であり、

3月~4月は第1四半期であったため可能だ

ったということもあるかと思います。

上記記事では、請求書や仕訳承認などを電子

化することに重きを置いていますが、

個人的にはメンバー間のコミュニケーション

の円滑化も重要と考えられます。

平時であれば、職員間でちょっと席に行って

質問や相談出来たことも、

リモートワークを行っている状態では、気軽

に質問等がしづらいという声が多いです。

この点については、SkypeやGoogle ハングア

ウトなどのチャットツール等を使用すれば、

メールや電話よりは気軽に質問等が出来るか

とは思います。

しかし、人によっては

「相手方は何かに集中して取り組んでいる最

中かもしれず、気軽に声をかけては迷惑か

も・・・」

等と今までのようには気軽に聞けないという

声も聴きます。平時であれば、相手を目で見

ることが出来、相手方の状態が明確に見える

ので、

「今なら声かけても良さそうだな」

と判断することが可能なのに、チャットや電

話では確認しづらいということのようです。

Skypeやハングアウトでは相手の状態(応答

可、取り込み中など)を表示できますが、応

答可の相手でも詳細な状態はわからないもの

です。

ですが、これらは慣れの問題で、慣れればそ

れほど気を遣わずスムーズにコミュニケーシ

ョンがとれるようになるかもしれません。

「ちょっと手が空いたら教えて」など伝え、

概要のみをメッセージで送っておくと言う方

法もあるでしょう。

緊急事態宣言が一カ月延長となり、絶賛リ

モートワーク中の方も多いかと思います。

直接顔を合わせての仕事よりは、やりづらい

場面が多いかとは思いますが、

上記のような手法やツールを駆使して、この

事態を乗り切って行きましょう。



#リモートワーク #企業会計